kintoneで実現する、情報一元化による柔軟で効率的な法律業務の未来
士業・コンサル業

kintoneで実現する、情報一元化による柔軟で効率的な法律業務の未来

クライアント
弁護士法人 いかり法律事務所
導入年
2021年
担当者
碇 啓太様
連携サービス
ドキュトーン
  • 問合せ管理
  • 人事労務
  • 社内ポータル

kintoneを導入したきっかけ

コロナ禍を受けて高まった、法律事務所のDX化の意識

もともとkintoneの存在自体は5年程前から知っていて、外部取引先がその効果を実感していたことから、気になっていました。
そして特にコロナ禍を受けて、在宅勤務の需要が高まり、法律事務所として、情報整理・管理、効果的な検索制度の構築の必要性を感じていました
情報整理・管理を徹底し、かつ優れた検索機能をもったシステムを求め、さまざまなシステムを比較し、費用対効果を検討した結果、kintoneが良いのではないかと導入することが決まりました。

導入したものの、自社内で使いこなすことに限界を感じていた時、親しい関係にある企業の方々から、kintoneに関してはサクシーさんが信頼できるパートナーであるというお話を伺いました。
またその時期に、アドバンスグループさん主催の「DX EXPO」において、サクシーさんがkintoneについてのブースを出展されていて、タイミングも重なり、あまり迷うことなくサクシーさんに助けを求めることを決断しました。




現在のkintoneアプリの活用方法、導入後の効果

顧客情報の一元化により、一覧性と検索性が向上

現在のkintoneの活用は主に、顧客情報の管理です。

日々、電話がかかってきたらまずkintoneで検索をし、伺った情報をメモしています。
スタッフが増えてきて、こまごまとした伝達をタイムリーに共有することが難しくなってきているので、kintone内にメモの入力をすることで情報が集約され、誰でも必要な時に検索し、把握できるようになりました。
新しいスタッフが入る時にも今までより引き継ぎがスムーズになり、顧客情報が一元化されたことのメリットを感じています。

最初はExcelやスプレッドシートを使用していましたが、管理が難しく、受任した人の情報しか入力していませんでした。そのため、お問い合わせはいただいたものの、相談が進展せず受任に至らなかった方の情報はデータとして蓄積されていないため、再度連絡があると、問い合わせを受けた本人以外には情報が把握できないという状況がよくありました。

今はkintoneで、仕組みがきちんと出来上がってきて、情報がたまってきています。内容が可視化され、全体的に理解しやすくなり、また検索の効率も上がりました。
お客様対応もスピーディーになったと思います。


案件管理アプリ − 詳細画面

SACCSYの関わり方

無理難題にも応えてくれる提案力と信頼性

難しい要望を言ってしまうことも多いのですが、さまざまな方法をご提案していただいてとても助かっています。自分達だけでは、「こんなことできるのかな?」「あれはもう無理なんじゃないかな?」と思うことが結構たくさんありましたが、そういったことも実現していただいています。

サクシーさんは本当に信頼でき、仕事が丁寧です。広い視点で捉えてくださるデザイン力もあり、返答が非常に早いのが魅力です。もし世の中が皆サクシーさんのような姿勢で仕事をしたら、すごく良くなると思います(笑)いつも相手の顧客のことを考えた提案ができていることが素晴らしく、見習いたいぐらいです。


今後の展望

顧客情報のアクセスの容易さ、検索性のさらなる向上を目指して

kintoneで実現したかったことは、まずは顧客管理に尽きるので、一元化、アクセスの容易さ、検索性をさらに追求したいと思っています。

現在は案件単位で情報を貯めていっているのですが、何度も相談や依頼をしてくださる方もいらっしゃるので、顧客単位でもお問い合わせいただいた内容が可視化できるようなアプリを、今お願いしています。
問い合わせが来た時にすぐに、お客様ごとの情報や案件の進捗状況がぱっと見てわかるようになるのが理想です。
よりブラッシュアップしてもらっている段階なので、さらに使い勝手が良くなればいいなと思っています。

さらに欲を言えば、検索性の面で、電話中にもっとスムーズにkintoneの入力画面にアクセスできればいいなと考えています。手元に紙とペンが置いてあって、さっとメモができる状態に近づけると理想的です(笑)


解決事例アプリ − 詳細画面

また弁護士の報酬は、依頼された事件の作業時間・拘束時間に対して算出するタイムチャージ形式なのですが、そのタイムチャージを簡単に入力できるような仕組みを作りたいです。

kintoneは日々アップデートされているとのことなので、今後もサクシーさんと共に、より効率的で柔軟な業務運営を実現し、DX化を着実に進めていきたいと思います。

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